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性処理玩具 淫女
俗に言う主従関係ではない  私は奴隷ではない  彼は私を導かない  そして私は従わない  ただ彼の思うままに使われる性処理玩具  それはどこまでも理不尽なアンフェアな関係  つけられた名前は淫女 ※文章の無断転記お断りします。


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肉欲の開放
2007-04-10 Tue 23:56
噛まれた乳首はしばらくの間、膿を出しながら固まる。
痛みで立ったまま。。。
脱皮しながら治っていく。。。
ブラジャーをはずすとまたかさぶたが剥がれる。
治って欲しいのか治らない方がいいのか。。。
私はずっと理性というタガを少しだけ持ちながら過ごしてたんだろうと思う。
アナルは嫌だとか、泣いたら許されるとか。。
それでも自分の中に燻る肉欲には気がついていた。
自分の性癖を晒すことを決心して、SMのパートナーを探して、この人だ。。。と思って体を預けるのだけれど、相手の反応や、態度で、自分をすべて晒せば退かれる。。。と本能的に思って、いい子でいようとする。
SMを目的にしての出会いなのに、なぜそうなってしまうのかはわからないのだけれど。。。
なんとなく、やはり私のほうが、相手よりはるかに淫乱で、肉欲の塊であることを自覚してたから。。。
少し出して。。。引っ込める。。。
私の肉欲はいつまでたっても解放されはしなかったように思う。

黒澤は言う。
「難しいことじゃないだろう?相性があわなかっただけ」
。。。そうなのか。。。
それなら黒澤は私と同じぐらい変態だということになるのだけれど。。。
自分の中の肉欲をM性だと自覚して、さらけ出すことを決心してリアルに求めたけれど、彷徨って彷徨って8年が過ぎていた。

黒澤はひどい。
私が泣いても意味なく、楽しくもなく、勝手気ままに過ごす。
文句ばかり言っていても黒澤だけには敵わない。。。
追い込まれてがんじがらめになっているはずなのに、私はとても自由で、自分を隠すこともなくそのままで過ごす。

日常を切り離した距離感は私が混同して混乱することがないようになってきている。
『いつもよい奴隷』
でいる必要がなくなった私は、ありのままでいられる。

思うようにされている私を、私自身が不思議に思うことがある。。。
「洗脳されてる」
といい上げてみる。。。
「洗脳なんかする技量はない。お前の持っていたものだ。」
と言われてしまった。
きっとそうだと思う。
黒澤に逢って変わった部分はたくさんあるけれど、根底の肉欲の部分は、私がずっと出せずに閉じ込めてきたもの。封じ込めてきたもの。。
それを黒澤が少しずつ解き放つ。

最初に抱かれたときに、「人形を抱くようで面白くない」と言われていた。
泣くだけで、喘ぐことも自分で体を動かすこともなく、ただじっと黒澤の責めを受け続けてた。
それは自分を出してはいけない。。自分から求めてはいけない。。。そんな奴隷としての優等生的発想。。。私の勝手な思い込み。
そんな理性のタガをはずされただけで、私はこんなにも自由に、そのままでいられるようになっている。。。
乱交や風俗を望んできたわけではない。
それは手段の一つというだけ。。。
黒澤というひどい男に翻弄されて、私の肉欲はやっと日の目を見て、やっと開放された。。
淫乱に。。どこまでも淫乱に。。。
私の体はそうなることを、頭では拒みながら、そうなれる相手をずっとずっと探してきたの。。

これからも、黒澤だけには敵わない。。
唯一、私が自分のなかで、男を認識できているから。。
私は淫乱な変態女でいられるのだから。。

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