吐き出される欲望を受け止める。
ぶつけられる欲情を受け止める。
形を変えて 思うままに使って貰えるように。。
それが黒澤の望み。

黒澤の元に向かう。
疲労がのし掛かりもう化粧を直す気力もない。
向かう電車に座って 初めて体の変調を感じる。
腫れて熱を帯びたま○こ。

腰が痛い。。。
腰を振ってしまった私のせいだ。
欲望に勝てず体を制御できない私のせいだ。。
元々腰痛のある私はどんな状態なのかがわかる。
黒澤に使って貰えない。黒澤が思うまま使うと歩けなくなる。。

メールをした。
『腰が痛いです。』

それが黒澤の気持ちを削いだ。
黒澤も私の体の変調はわかる。

ホテルに着きお風呂に入る。
黙って黒澤は先に出て行ってしまった。

残された湯船の中で泣いた。
涙が溢れて止まらない。
何をしてるのだろう。。黒澤に使って貰えないなら意味はない。
でも体は言うことを聞かない。
セーブして抱かれて来ても仕方がない。

泣いて
暗い部屋のベットで眠った黒澤にすがりついた。
「お願い。。お願い。。何をしてるのかわからない。使って貰えないと。私意味がない。何をしてるのかわからないの。」
泣いて 聞き取れる言葉になっていたかわからない。

黒澤は起きて私を抱いた。
暗い中私の黒澤を呼ぶ声だけが響く。
多分短い時間。
首を締められ乳首に歯を立てて
覚えているのは黒澤を呼んだ記憶。

黒澤のザーメンを体の中に受け止め
やっと全てが終わる。
深い眠りに沈む。。。