嫌ならやめればいい。行かなければ済む事なのだ。

そうすると黒澤の楽しみを無くしてしまう事になる。。

誰に抱かれても、淫乱に乱れ狂う忌々しい体。。
何もかもが私を混乱させ、私は次第に追い詰められて行った。。

どうしていいかわからなくなった。。

私がされる事よりも、私が反応する事が面白いらしく、私の気持ちなど関係なく、私を煽る。。

耐え兼ねて、
「違う。あれはさくら。私じゃないっ」
叫ぶように言った。

通るはずのない、子供だましの言い訳。。

何かを察したのか、黒澤は少し黙って、「そうだな。あれはさくらだ」
そう言った。。

あれは私。
理性もプライドもはぎ取られ、喘ぐ淫乱女。
否定できない事実と、もう耐えられないという状況。

それは、黒澤の一言で変化した。

風俗嬢はさくら。
全てはさくらがする事。私じゃない。。

淫乱なさくらはただ快楽を貪り、
淫女はただ黒澤を求める。。

「お前もさくらも俺の最高の玩具」

追い詰めらた私は開放され、
単純な切替えで、また、黒澤の思うままに。。
さくらは解き放たれる。
淫女とさくらは交互に、そして、一つの体は変化し続ける。。