ベットで舐められ弄られ喘ぎ、
体が溶けてしまうようだった。
そんな私を見て、その人は手中に落ちたと思ったのだろうか。。
私は黒澤が面白がるだろうかと、繋がる意識の時に考え、
黒澤の言った、『ま○こが溶ける程』になっているとどこかで考えていた。。。
髪を撫でながら、顔を引き寄せられた。
うっすらと開けた目に、その人が溜めた唾液を私の口に入れようとしていた。
「やめて下さいっ」
咄嗟に体を放す。
違う。この人のモノじゃない。。
キスをして、ち○ぽを舐めて、それはダメだというのも全く意味のないおかしい話。
だけどそれを、させることは出来なかった。
この人のじゃない。。
快楽から引き戻される感覚にその人を恨む。。
我に返り体がこわばる。。
もう無理だった。
悲しく凍る時間を過ごし、逃げる様にホテルを飛び出した。。
車を待つ間泣いた。。
違う。。。
あの人のじゃない。
黒澤のモノ。。
黒澤に叱られるかもしれないと思った。。