電車を降りて車の中でやっと状況を聞く。
車で行くと間に合わない時間だったこと、
他の用はキャンセルになったらしい事。

大声で電車の中などで呼ぶなと叱られる。
それは解っている。そういうことを黒澤が嫌うことを。
それでもパニックの私には制御できない。
迎えなど来るはずのない黒澤がそこにいる。
全て黒澤の気まぐれ。。
私は翻弄される。。。。

「無理です。あの状態で。。泣かなかったのが不思議です」
「やめてくれ。泣かれなどしたら、そのまま知らん顔して降りる」
「無理です。驚かせる黒澤さんが悪い」

。。。良かった泣かないで。。。

黒澤は二面性を使い分ける。
黒澤が私を使わないときは私も反応しない。
黒澤と私だけにわかる、たぶん、不思議な相性。。。

ホテルに付き、シャワーを浴びた。。。
歯を磨き髪を洗う。。。
体も全身も。。。

少しして黒澤が入ってくる。
「臭くないですか？」
「さっきまで臭かったが今はない」

。。やっぱり臭かったんだ。。。。

黒澤に近づけない。。
湯船の端に浸かり。聞かれるままに、報告を始める。。。
人数。。時間。。雰囲気。。。
黒澤に問われるままに答える。

答えながら、突然黒澤に引き寄せられる。


謝肉祭の始まり。。。

乳首を噛まれながら、
デリヘルで、舐められ、弄られた、どろどろのま○こに
ち○ぽが突き刺さる。
あ～～～～っ。。。

一人ひとりのデリの報告をするたびに、思い出されて嫌になる。
その事が嫌になればなるほどに、黒澤を求める。。
黒澤に使って欲しくなる。
痛みに悲鳴を上げながら、突き立てられたち○ぽを感じる。
ま○こが喜ぶのが解る。。
感情と肉欲の錯乱。。。
交錯する、記憶と嫌悪感と黒澤の加虐とリアルなま○この感覚。。。


こんなにひどい男を、私は何故こんなにも求めてしまうのだろう。。。


吸われた口からはまた唾液が垂れる。
湯船の中で喘ぎながら揺れる。。。

報告も全部できないまま。。。

痺れるような快感のなかで、黒澤にしがみ付き、
搾り出すように、言った。。。
心の声だった。。。。

「何故？行かせるの。。。？」

涙が溢れる。。。
待つ黒澤の言葉はなく、
その瞬間に、私は髪を掴まれ、湯船の中に浸けられた。。。

息が出来ずにもがく。
黒澤の手を解こうとしても、もがいても、逃げられない。
あせればあせるほど苦しくなる。

黒澤が髪を掴んで顔を湯から出す。
口からも鼻からも水しぶきが飛ぶ。
げほっ。。げほっ。。。

ザバッ　ザバッ

繰り返される。。
繰り返される。。。
鼻の奥がツーンとする。。。

湯から上がって大きく息をしようとして開けた口にち○ぽが押し込まれる。
またそのまま湯の中に。。。
顔を上下させられ、こんどは湯の中でえずく。。。

苦しくてもがいてももがいても。。。
それは終わらない。。。
意識が朦朧としてくる。。。。

もう、抵抗する力もなくなって、
ぼんやり、死んでしまう。。。と思った頃に、
黒澤は飽きたのか、それをやめた。。。

息がやっと出来る。
湯船の端にもたれて、痛い鼻からでる、汚いものを
洗うことも出来ずにしばらく、また、そのまま座っていた。。。