出会いは随分前のメルトモサイト。
たしかRのコメントに私がメールしたんだったと思う。
今のように登録制でもなく、そのままメールできたような。。
『籠の中の小鳥。。そこから出してあげるよ』
そんな文章だったように思う。
出して欲しかったんだろう。今ならこのコメントにメールをすることはないもの。。
籠の中にいた私。。。
すぐにメールの返事が来て、少しやり取りをして逢うことになった。
記憶は良い方で、覚えていないはずは無いと思うのだけれど、
どこでどんな風にあったのかをどうしても思い出せない。
私は新しい下着をつけて出かけ、彼の着ていた真っ白なトレーナーだけが印象に残ってる。
まさかそのままホテルに行ったわけではないのだろうけれど、(SM関係ではこれはアリ)
思い出そうとするとホテルから始まる。
私はRに自分の体が女だと言うことを嫌と言うほど思い知らされ、
抱かれ、快感に溺れた。
自分の快楽よりも女を逝かせるのが楽しいR.。。。
声フェチで、ごつごつとした指では考えられないほどの優しい愛撫と、舌戯。。。
前戯などせずに挿入することがSEXだと思っていた私の体を、Rは隅々まで性感帯に変えていった。
Rのペニスには宝石が入っていた。
真珠ではない何か。。
「これは貴方の為のもの?女を楽しませるもの?」
聞く私。
「俺の体は女を楽しませるための道具だよ」
白い歯を見せて笑う。
全く出会ったことのないタイプのR。
そんなRの手にかかり、変わっていく私。
多分、一生分の快感をあの時、私はRに貰ったんだと思う。
大袈裟ではなく。。。ほんとうに溺れていた。