しばらく泣いた。。
私が泣くのは知らない顔をして、黒澤は続ける。。
「ビデオ楽しみに見せてもらう」
本当に楽しそうに笑う黒澤が、また悔しくて。。。
泣いてなどいられなくなった。。。
「ゴム付けてもらうの忘れてて。。中に出されるかと思って。。
困ったから。。」
ごぞごぞと言う。
「あはは、困ったのか。」
「うん。。」
「なかだしは駄目だと断っておいた。最初」
。。。そうなの?。。
。。。そんなの知らない。。。
「そんなことは最初に言ってもらわないと」
私は本当に困ったんだから。。。
「そんなこという必要もない。こっちの問題だ」
やっぱり私には理解できない。。。
黒澤は少しの時間で私を使わない。
黒澤の欲望は車の中でのフェラや、私をいじることで満足しない。
時間を取れるときでなければ、私で遊ばない。。
絶倫の黒澤にはそれ用の玩具がいるのかもしれないが。。。
私はその役割を持たない。
黒澤は時間を気にせず思い通りに私を使う。。
その日、私はもう帰る時間になっていた。
最寄り駅まで送って貰い岐路に着く。。。
ビデオの中の私の醜態を見て、黒澤は何を感じるのだろうか。。。