なんだか不調続きでやはり私はぐずぐずしていた。
体調が悪いのではなく、運気が落ちている感じ。。
足掻いてみてもどうにもならず、焦るばかりだった。。

ぐずぐずでちっともはっきりしない私に、黒澤は呆れている様子だった。

デリヘルに行く日が近付いてもぐずぐずは続いた。
あまりの事に黒澤は、「行かなくて良い」
と言った。。

黒澤にそう言われたからではなく、
不調の焦りは私の気持ちまで削いで、なんだかほんとにだめな気がしてしかたなかったのだ。
だめな自分に向き合いながら、
これで行くのを止めてしまったらもうなにもかもがだめになってしまう様に思えた。

黒澤の制止を聞かずに段取りを進めた。

自分の事ばかり言うだけで黒澤の体調が崩れているのを知らなかった。。

「行くなら行けば良い。だが使えない」

黒澤が言った。

「私がそちらに行くのはかまいませんか？」
「いいが使わない。」
青く晴れたいい天気の一日。
デリヘルに向かった。
『客に思いきり使われて玩具にされてこい』
メールが届いた。。