秘密の情事を繰り返しながら、仕事では二人ともまったくそ知らぬ顔で過ごす。
それも私にとって刺激的な時間だった。
そんな中、二人でホテルに行く時間がとれ、タクシーで向かった。

タクシーの中で運転手に行き先を告げたTは私の太ももに手を這わせる。。
驚いた私は一度は手を払い知らん顔をしていたけれど、だんだんスカートは捲り上げられ、あらわになった太ももから手は次第にま○こに触れる。。。

恥ずかしい。。もう。。。

窓越しに流れていく風景を見る振りをしてはいても、濡れたま○こをパンティの上から撫でられ、声を堪えるのに必死だった。。。
タクシーから降りて少し歩きホテルに入るとそのままベットに倒れこみお互いの服を剥ぎ取りながら絡まる。。。
Tは快活で聡明で時々強引で。。。
それが私が惚れた理由。。。
敵わない何かがあると思った。

ベットの上でフェラをして気持ち良さそうに感じる声を聞きながら、
ここは誰も来ない。。。
知られることもない。。。
私はどきどきしなくなっていた。
馬乗りになって腰を振りTが逝きそうになると腰を止め、また動く。
ま○こで逝けない私。。
快感もない。。。
感情が着いていけなくなる。。。
『この人じゃない』
苦痛とも言える、虚しさが頭の中でぐるぐる回る。。
私の下で逝き果て、寝息を立てる男。

Tは私に抱かれたがった。言葉ではなく、身を任せる仕草がTは私が求める何かを持たないことを知らせていた。

欲しい何かをくれる人を探す。。。惚れていると思い込み、抱かれそれを持っているかを確かめる。抱かれてみないとわからない。。。

また違った。。。
惚れてもどうしようもない。
体が何かを求めるのを止めない。
繰り返す。。ずっと。

それからは誘いは断りTはそのうち転勤になって、二度と会うことはなくなった。
刺激をくれた人は普通の人だった。。。