その日は、予約の時間の配分や、なんだか、とても、いろいろなことがスムーズに運ばなかった。
イライラというより、諦めに近い感覚。。。
それでも配達されながら、普通の人達に使ってもらう。
「淫らに。。。」
フェラのしすぎであごががくがくしながら。。。
黒澤の面白いと思えるようなお客様が来ないことにあせり始めた。
あまりにも淡々と過ぎてしまう時間と、
前のときに「努力が足りない」と言われていたことが重くのしかかった。。。
どうすればいいんだろう。。。
待機時間の長さは私を普通に戻してしまう。
待機所で交わす雑談。
滅多に行かない私なのに皆可愛がってくれる。。
ぐるぐる、ぐるぐる、焦りが重なる。。。
時間になって、配達されて、
その人に挨拶をして、金額を言う。
その人は、机の上に、お金を投げた。。。
私の中の張り詰めていた何かが切れた。
デリバリーで使われて黒澤が楽しむ。。。
その意識が途切れてしまった。
嫌いなお客様はいる。。それでもそんな人に抱かれることを、
被虐で受け止められれば、私の体は反応する。
私は、素の、黒澤に操られていない私に、戻ってしまったのだろう。。。
のしかかられてこすり付けられるち○ぽに、感じられるはずも無く、
腰がみしみしと悲鳴を上げる。
苦痛と痛みで顔が歪む。
もう、どうしようもない。。。
逃げ出すことは出来ない。
それでも、どうすることも出来なかった。
「きもちがいいのか?いいのか?」
答えられなかった。。。私は黒澤の望む淫売ではなくなっていた。。。