ずっとずっと小さい頃。。。
とても遠い昔。
隣におにいちゃんが住んでいた。
歳がとても離れていて、子供ではなく大人ではない。。でもお兄ちゃん。。

子供たちが遊んでいるのを良く見ていて、ときどき輪の中へ入る。
名前も顔も思い出せないけれど、背が高くて見上げてたのを覚えてる。

「おいで」と呼ばれて膝にだっこしてもらう。
それがとても好きだった。
おにいちゃんは私を膝に乗せて、まだ丸みも何もない胸をさわってた。
それが嫌で近寄らない友達もいた。
変な人だと言う子もいた。

「内緒だね」
そう耳元で言いながら、胸を揉まれる。
いけないことだとはなんとなく知りながら、私はお兄ちゃんに呼ばれ膝に座った。。。幾度となく。。。

後ろから。。。に今でも弱くゾクゾクするのは、あの頃の記憶とのリンク。。。