一人ふたりと終わるにつれて、私を好きに使う様な人には呼ばれず、私の中で焦りがふくらむ。
黒澤に楽しんで貰えない。。
使いきる事なく過ごす私は黒澤にめちゃくちゃにされたくて
体はどんどん飢えていく。。
次次と時間をこなす。
何故私の事を聞きたがるの?
お金を払ってまで気を使ってどうするの?
仕事として来ている私を批判してどうなるの?
話を嘘で塗り固め
感じない手に声が出る。。
私は演技をしているのだろうか。。
嘘をつくのは嫌なの。。
何をやってるんだろう。。
ホテルから出たら冷たい風が吹いていた。
いつの間にか、飢えた欲情は私の中から消え去り疲労だけが体を支配していた。。
迎えに来た黒澤に何も言えず、
ホテルに着き
黒澤に引き寄せられた。
何かが切れた。
「何をやってるのかわからない。なにがしたいのかわからない。わからなくなりました。」
押さえ付ける黒澤の手を振り払い泣いた。
大声で叫びながら泣いた。
黒澤は私を掴み引き寄せる。
私は黒澤にすがりついた。
すがりついたまま 泣くのをやめる事が出来なかった。。。