だからセックスは嫌いだったし、
何かを得る為の代償だと思っていた。。
抱き締めて貰う為。
少しの寂しさを埋める為。
責めて貰う為。
私はま○こを差し出した。
それは私が望む事じゃなく
相手が欲しがるからそうするだけだった。
早く終わらないかと他の事を考えながら苦痛の時をやり過ごす。
初めからずっとそうだった。
SMの関係で繋がる人には、その間中、
『こんなのが欲しかった訳じゃない。私は何をしているのだろう』
そう感じて止まなかった。
何人に抱かれても過去のトラウマは消える事はなく、そう黒澤に逢うまで。。
思うままに私を使う黒澤。
ま○こが濡れていなくても
めりめりと入って行く感覚を楽しむ。
抱かれても感じる振りをしなくていい。
泣きながら苦痛の時間を過ごす事ができる。
それが黒澤のセックスだった。
奥まで貫かれ、血を流しながら黒澤のち○ぽに苦しみもがく。
セックス嫌いの私にはそれが被虐に変わる。
でも、風俗に行き初めて身体は変化した。
私の身体はそれまで何人に抱かれても開発されていなかった様だ。。
黒澤の荒療治。
無謀なやり方。。
淫乱さは私の本性だと言う。
引きずりだされた淫獣は本性を露にされた。
奉仕の気持ちは私にはない。
黒澤が喜ぶから嬉しいのではない。
黒澤が楽しければいい。
諦めていたま○こは、黒澤のち○ぽを欲しがり出した。
いくら奥まで突かれても
快感で腰を振り
抜かれてしまうとまた求めてしまう。。
潮を吹き、淫汁を垂れ流し
黒澤のち○ぽに突かれたいとすがる。
首を絞められ逝きながらま○こは涎を垂らす。。
ち○ぽを欲しがる女になるとは思っていなかった。
不良品でも黒澤がいいならいいと諦めていた。
「女に生まれて女の喜びを知らずに過ごしてどうする」
黒澤が言った。。。
遅咲き。
狂い咲き。。
どこまで変化するのかもう解らなくなった。。