多くを話さない、理論を語らない黒澤は、
何も考えずに、何の計画性もなく、いとも簡単に、
相手の立場を認識させ、それを絶対に揺るがないものにしてしまう。。
自分が黒澤にとってどんな存在であるか。。。
基準は黒澤。
黒澤の使い勝手で存在はそれぞれに意味を持つ。
そして、それは変わることがない。。
気性の荒い私が、黒澤に文句を言ったり、反抗したり、
いくらじたばたしても、
黒澤はそれをなんとも思っていないから、
逆らってることにならない。
でも、私が本気で黒澤に、キレテしまったら。。。
関係は成立しないだろう。。。
そして、それをすることは、
全てを終わらせることだということを、
私は何故か黒澤から教えられているような気がする。。。
黒澤は言葉ではなにも言わないけれど。。。
自分の存在の意味を自覚させる。。。
それが黒澤の匠の技。。。だと、思う。